イラスト

LINE公式アカウントをマーケティング施策として有効活用! ~最新活用事例のご紹介~

昨今、BtoCサービスを展開している企業を中心に、ユーザーのタッチポイントとしてLINE公式アカウントを活用されているケースが増えてきています。今回はLINE公式アカウントをマーケティング施策として有効活用するための最新活用事例をご紹介いたします。

目次[非表示]

  1. 1.“ビジネスにLINE公式アカウントの活用が進む背景”
  2. 2.“LINE公式アカウントへのサービス移行に伴う課題”
  3. 3.“Pull型の手法を使った最適なコミュケーションとは?”
  4. 4.“最新の導入事例をご紹介”
    1. 4.1.・WWFジャパン様
    2. 4.2.・AJINOMOTO様
    3. 4.3.・TOUCH-AND-GO COFFEE様
    4. 4.4.・コープデリ様
  5. 5.“まとめ”

“ビジネスにLINE公式アカウントの活用が進む背景”

LINE公式アカウントの活用が進む背景に、日本国内のLINE利用者数の増加とアクティブ率の高さがあります。
最新のデータによると、現在LINEの利用者数は8200万人にのぼり、非常に多くのユーザーが利用しています。日本の人口の64%以上をカバーしていることから、日本国内の「生活インフラ」として定着していると言えるでしょう。

さらにLINEはTwitterやFacebookのようなSNSとしてではなく、コミュニケーションツールとして広まったため、多くのユーザーがアクティブであることが特徴だと言えます。
また、自身のアカウントを作成する際にメールアドレスはなく、電話番号を使用するため、基本的には1ユーザー1アカウントしか作成できない仕組みになっています。このことからも、アクティブ率の高さを実現していると言えます。

LINEは利用者数とアクティブ率が高いことから、ほかのSNSと比較してリーチ力が高いので企業側から見た際に、LINE公式アカウントは軽視できないユーザーとのタッチポイント、Webサイトに匹敵する立ち位置になってきていると言えるでしょう。

日本日本国内の「生活インフラ」として定着

引用元:https://www.linebiz.com/system/files/jp/LINE%20Business%20Guide_202001-06.pdf

“LINE公式アカウントへのサービス移行に伴う課題”

LINE公式アカウントへの任意のタイミングでのサービス移行の手続き期限が、2020年1月13日までと迫っております。これまでLINE@を活用されていた企業は、今回の料金体系変更に伴い、これまでの運用方法では費用が大幅に上がってしまうケースもあるのではないでしょうか。
友だち数が多く、配信頻度が高い場合追加メッセージ料金がかかる可能性があるため、運用方法の見直しや改善が必要だと言えるでしょう。

引用元:https://www.linebiz.com/lineat_migration/

“Pull型の手法を使った最適なコミュケーションとは?”

マーケティングにおけるPull型の代表的なものとして、ホワイトペーパー(資料請求)やトライアル(無料体験)申し込みなどが挙げられます。しかし、LINE公式アカウントにおける『Pull型』に関しては、イメージが湧きづらいと感じる方は多いのではないでしょうか。
ここではまず、Push型とPull型のご説明からさせていただきます。


「Push型」
<メリット>
・友だち全員にアプローチすることができる
・認知度やブランディングに効果的


<デメリット>
・セグメントを切っていない場合、ユーザーにとって必要のない情報を発信してしまう可能性がある
・配信コストがかかる


「Pull型」
<メリット>
・見込み顧客に対してアプローチでき、購入につなげれることが可能
・24時間365日質問に答えることができ、顧客満足度が向上する
・配信コストがかからない


<デメリット>
・ユーザーが自身で情報を探す必要がある
・アカウント設定にコストがかかるケースがある

引用元:https://synal.io/lab/chatbotline_190930/

LINE公式アカウントにおいて、Push型を多用してしまうと運用コストが上がるだけでなく、ユーザーに合っていない情報を配信し続けることでブロックされる可能性が高まり、リーチできるユーザーを減らしてしまう場合があります。
そのため、現在LINE公式アカウントに求められていることは、マス向けの運用ではなく、パーソナライズ化された運用だと言えるでしょう。

“最新の導入事例をご紹介”

ここからは、Push型とPull型を上手く使い、ユーザーとのコミュニケーションを最適化されている、LINE公式アカウント最新活用事例をご紹介していきます。

・WWFジャパン様

環境保全団体であるWWFジャパン様では、サポーターの方にWWFの活動に関する理解を深めていただくことを目的に、LINEがWebサイトに代わって情報発信主体となるような構築されています。友だち登録時にアンケート回答を促し、会員か非会員かによってストーリー展開を変えています。

スマートフォン画像01

LINE公式アカウント:https://line.me/R/ti/p/%40tty9005i
WWFジャパンスタッフブログ「公式LINEアカウントが新しくなりました!」:https://www.wwf.or.jp/staffblog/others/4125.html

・AJINOMOTO様

AJINOMOTO様はLINE公式アカウントで、料理名や食材名を送信することでレシピ検索を可能としています。さらに、膨大なレシピ数を誇るAJINOMOTO様では、レシビの絞り込み機能もLINE内で完結。調理法やジャンル、調理時間などで検索結果が絞り込めることから、ユーザーに便利さを提供し、ブロック率を抑えていると言えるでしょう。加えて、シーズン毎にオススメの商品を紹介し、購買につなげています。

スマートフォン画像02

LINE公式アカウント:https://page.line.me/ajinomoto

・TOUCH-AND-GO COFFEE様

TOUCH-AND-GO COFFEE様は、LINE公式アカウントからコーヒーを事前注文し、店舗ですぐ受け取れるサービスを展開されています。ユーザーの好みに合わせてカスタマイズが可能になっており、支払い方法はLINE Payかクレジットカードの事前決済です。LINE公式アカウントを活用し、オペレーションの簡略化を実現しています。

LINE公式アカウント:https://line.me/R/ti/p/%40076nnvig
Webサイト:https://touch-and-go-coffee.jp/

・コープデリ様

LINE内で商品の注文が可能になっており、Webサイトに遷移させずにコンバージョンまでを完結させることができます。カタログを見ながら注文番号を入力するだけでカンタンに注文ができ、ユーザーが注文まで抱えるハードルが低くなっています。

Webサイト:https://junction.coopdeli.jp/line/index.html

“まとめ”

LINE公式アカウントを配信ツールの1つと捉えるのではなく、コンバージョンまで完結させることができるもう1つのホームページと捉え、様々な機能を活用し、充実を図っている企業は多くあります。情報発信から情報を引き出すに至るまでの一連の流れをLINE公式アカウント内で完結できるため、今後ますます重要視されることは間違いないでしょう。
弊社でご提供させていただいているSYNALIO for LINEでは、豊富な機能はもちろんのこと、企画立案・設計に至るまでトータルサポートしております。ご興味のある方は、是非一度お問い合わせください。

Webサイト:https://synal.io/lp/line/​​​​​​​

トップに戻る